5.31.2008
Graduation
場所はなんとPETCO Parkで。PadresとPartnershipを結んでいるということで毎年ここで開催されます。 1年半のプログラムを見事に乗り切った卒業生達が、爽やかな姿で現れ、皆に祝福されていきました。
なんとPadresのGM, Kevin Towers も出席し、卒業生に向けてのメッセージを送っていました。 卒業式後、無防備に立っていた瞬間を捉えて、持っていた名刺を渡すとともに、思いっきり挨拶してきました。
自分「Tokyo Japanから来たNariです。来年卒業予定です。日本人としてIguchiを応援しています。」
Mr.Towers「おお、Tadか。福留もいい選手だね。」
自分「はい、Mr.Towersの福留のコメントを記事で読みましたよ。WBCでInternをしたい、そのために来ました。是非紹介してください。」
Mr.Towers「・・・にコンタクトしなさい。OK,Nariだね。Nice to meet you.」 もう最初っから勢いでこの世界に飛び込んできている!Nothing to lose. 早速コンタクトしたいと思います。WBCで働きたい!!
5.12.2008
Dennis Green
具体的にどのように普段仕事をしているかリアルな話が聞けるので、クラスにとってはとても有意義な場になるし、この人とつながりたい、と思えば、名刺交換をできます。自分もほとんど必ず1度は質問をして参加するように心がけています。
Program Directorの熱意もあって、NFLの名将と言われたDennis Greenが今日のGuest Speakerとして来ていただきました。 Dennis Greenは、Minnesota Vikings and Arizona Cardinalsのヘッドコーチをし、1992年にはNFCで最優秀ヘッドコーチ賞を受賞し、1998年にはシーズン最高得点のレコードを記録し、(去年New England Patriotsに破られた)15勝1敗という成績も残している。
今はSports Marketingの会社をつくり、スタジアム運営に関わるファイナンスやコンサルティングなどをし、今は特にSan Diego ChargersのNew Staduim Projectに関わっているとのこと。 最高峰のNFLで名将と言われた人のプレゼンテーションは、情熱と愛情たっぷりでとても熱くなりました。特に、今San Diego住民でもある彼は、San Diegoはすばらしい、スポーツ選手としても、スポーツ観戦をするファンにとっても、子供達にとってもすばらしい環境だ。と言ったり、このクラスの皆に対して大きな励ましのメッセージをしっかり残していくところがすばらしいな、と思いました。
セッションの後に写真を撮らせていただきましたが、また「日本の選手もよろしく」とお願いしてしまいました。
4.27.2008
Class Introduction#1
1.Statistical Analysis (統計分析)
教授:Dr. Jim Lackritz
ここSan Diego State UnivのAssociate Deanであり、超情熱的な授業をされます。その情熱ぶりは、つばが飛んでくるほどで見事なまでのそのリズム間に常に圧倒されました。愛情もあり、すべての生徒をフェアに大変厳しく見る教授です。
授業内容: この統計学で一番大事なのは、PopulationともしくはData Setと呼ぶベースとなる基本データ。 これがないと何も始まらない。 憶測や直感だけを頼りにせず、実績データを使って加工して今後の予測を立てたりする。 色んな方式がでてくるので混乱するけど、「こういうタイプの問題にはこの方式」という具合で使う。
たとえば、「選手のサラリー平均データの中で、 右利きの選手と左利きの選手の2つに分けるとする
「それぞれのデータの平均値をある方式を使って、どちらのほうがより高いかを比較する。」
「今後も95%(統計学上は証明するにacceptableな数字)の割合で常にどちらかがより高い」などとする。
正直この授業は、問題パターンに対してどの方式を使うかを詰め込んでテストに望むのがやっとでした。授業内容は自分にとっては大変難しく、クラスメイトのサポートなくしてパスすることは不可能でした。テスト3回、グループワーク2回、ペーパー4回と課されるアサイメントもさまざまでした。
2. Financial Accounting(財務会計)
教授:Dr. Martha Doran
個人的には一番やりやすい教授でした。この授業は特に積極的に手を上げて参加しましたが、質問にも丁寧に教えてくれました。授業外でも時間を作っていただいたり、メールを通しても教えてくれました。 授業内容: 財務状況を把握することが目的。(企業はどれくらいの財産があり、どれくらい設けていて、どれ くらい現金があるかなどを読み取る)
- Balance Sheet(B/C:賃借対照表),
- ncome Statement(損益計算書:ある一定期間の収益と費用の状態を表すためにB/Cと一 緒に作られる)
- Statement of Cash Flows:収入と支出を、営業活動・投資活動・財務活動などに区分する。
その他
- Stockholder's equity
- Accrual accounting
- Depreciation
- Inventory: LIFO/FIFO
- Tax policies
- Write-offs
Financial Measures
- The measure of Profitability: ROI, ROE etc.
- The measure of Liquidity: Working Capital (豊富に取引されていて、多くの市場参加者が存在し、売買したいときにいつでも、そのときのレートで取引ができることを「リクイディティがある」という。
- Activity Measures
- Total Asset Turnover
- Inventory Turnover
こんどはこれらの財務諸表から、戦略策定や意思決定にいたるプロセスになると「Managerial Accounting(管理会計)」となる。(これが今てんてこ舞い・・)
3. Sports and Society (スポーツと社会)
教授:Scott Tinley
教授でありアスリート。400 triathlonsを経験し、2度の世界チャンピオンになった、まさにteacher.author.athleteというマルチな才能の持ち主。とにかく知識豊富で、本人も話をしながら自分で何を言ってるか分からなくなってくるときがある、この時必ず笑いが起こる。
授業内容: スポーツを歴史的、社会学的にあらゆる観点から見てスポーツに対する見識を深めるものでし た。
- Sports and youth
- Violence in sports
- Gender and Sports
- Race and Ethnicity
- Social Class
- Sports and Media
- Sports and Religions などなど
自分はこの中でOlympicとPolitics(政治)を題材に論文を書きました。(http://joeclark.org/lords.html)
約4ヶ月に渡った授業が今週終わり、昨日教授を囲んで飲み会が行われました。
http://www.scotttinley.com/
Wikipediaにもでてます。
これからも是非つながっていきたい人です。
4.15.2008
2nd round
気がついたら、このプログラムも1/4が終わり1/3にさしかかろうとしてます。
第一ラウンドでたくさんのテストに苦しんだ授業の成績も発表され、何とかすべて無事パスできました。 Financial Accounting (財務会計), Sports Economics (スポーツ経済), STATISTICAL ANALYSIS (統計学分析)が終わりました。次はManagerial Accounting(管理会計)とSports Society(スポーツ社会学)が今月一杯です。
正直アサイメント・テストをこなすことで精一杯でしたが、この第二ラウンドは少し目標とやり方を変えたいなと思っています。 40人を超えるクラスメイトの中でもやっぱり相談しやすい人、面倒見のいい人を見つけるというのも大切。今はできるだけ自分でやりながらも人に助けてもらうようにしたい。
「自分が理解したことを英語で人に説明してみる。」 早速昨日、休日にターゲットの友達を捕まえて時間を作ってもらい実践したが、少し自信にもなる。
1歩1歩小さい目標と満足を得ながら進まないとドーパミンがでなくなっちゃうからね。
先日クアルコムスタジアム行われたMoto X(モトクロス)の大会前に行われたランチでESPNのDirectorの人に話しかけ名刺交換しました。WBCのDirectorも勤めたことがあるそうで、今MLBで活躍しているたくさんの日本人選手に続いて日本人スタッフの需要も増えてくるんではないかと本人も言っていました。 さ、一歩一歩やりましょ。http://www.sdhoc.com/main/articles/sportsatlunch/sportsatlunch2008/Motox08#
3.30.2008
MLB Business
ビジネス規模:
2006年には約52億ドル(約6,130億円)に達して、これは、NFLの約60億ドルに次ぐ額となっている。放映権収入、商標権収入、スポンサー収入、グッズ収入などもが大リーグ全体の総収入源。
現行放映権契約:
ケーブルテレビではESPNと8年総額23億6,800万ドル(約2605億円)、地上波ではFOXと7年総額18億ドル(約1980億円)、TBSとは7年総額7億ドル(約770億円)のテレビ放映権契約という報道があります。日本向け放映権は電通が2004年から6年間2億7500万ドル(約)で契約。日本放送協会(NHK)・東京放送(TBS)・フジテレビジョン、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(SKY PerfecTV!、e2 by スカパー!)、あとモバHO!で放送している。
チームの売上:
Padersは30チーム中 19位の$167M。Yankeesが1位の$327M。次いでMetsが2位。やっぱりお金を生み出しやすい都会NY他、Boston、LA、Chicagoがリードしてる。http://cbs.sportsline.com/mlb/story/10783027/cbsnewsMLBでは30チーム中25チームが黒字といわれている。赤字のチームは、ヤンキース、レッドソックス、メッツ、エンゼルス、マーリンズの5チームというのが意外。課徴金制度のためヤンキースなどの収入の多いチームは多額の課徴金(Luxury Tax、ぜいたく税)を支払っいて、これが赤字の原因の一つとなってる。(でも実際は透明性がない部分もありそう)
Salary:選手の平均年俸も年々増加し、2001年に初めて200万ドルを超え、2008年の平均年俸は3,154,845 ドル(約3億4700万円)となっている。そのなか、Yankeesが6,744,567ドルの1位、最下位のMarlinsは661,712ドルだが、それでも日本の3,553万円(2007data)に比べたら高い。
- Ichiro: $17,102,149 (ついに6位まで浮上)
- Matsui: $13,000,000 (44位)
- Matsuzaka:$8,333,333 (100位にもまだはいってないのは意外)http://www.cleveland.com/tribe/mlbsalaries/?appSession=101983661977411
いやーイチローはすごい。この番組にはいつも刺激をもらいます。You Tubeで全部見れました。いつかこういう人のそばで仕事がしたいって思います。http://jp.youtube.com/watch?v=EMIRnTPf6pU&feature=related
2.22.2008
International Sports MBA Case Competition
場所はPETCOのPadresのConference Roomで行われましたが、普段入ることのできない PadresのOfficeも見れました。いやーきれいでかっこよかった。あそこに座ってコーヒー片手に「あー今日も忙しい」、なんて言いたいわ。(よくわかんないけど)ちょっと寝不足が続いてるので今夜はゆっくり寝ます。
2.16.2008
The closing of USA SEVENS
- 彼らの最終ゴールは彼らの商品をより売ること。
基本的にスポーツチームへのスポンサーはロイアリティのためであること。(宣伝をすることで自社の商品がその時期に劇的に売れることも期待はするが、基本的に自社をスポーツの場で宣伝できることにただ満足を得ている部分もある。) - 肖像権を得ること。(きれいなコンテンツが必要。このコンテンツを商品に使って売る。)
- スポンサーになる決め手のほとんどはViewership ratio(テレビの視聴率)今年のSuper Bowlは30secでなんと2.6M$(http://www.msnbc.msn.com/id/16874732/)
- 今回のUSA7はUSでのSports businessからすると非常にニッチ(niche)なMarket。
- Rugby World Cupであれば、世界ランキングで三位のViewershipをほこる。
- イベントする側は企業も集りやすくメリットがあるが、ただスポンサー資金を集めるだけでな く、企業にとってもメリットのある提案をどんどんしてほしい。
大会終了後、夜8時ごろのDown Townから見えるPETCOがきれいでした。今回の大会を通じて、スポーツ大会(しかも今回は国際大会)を進行するに当たって必要な役割や、大会に関わる人達と直接会話をすることで、生の意見を知ることもでき勉強になりました。
一昨日、打ち上げがありました。USA Senvesにご馳走になってしまいました。 今年の大会は昨年よりも観客数が60%増え、2日で約37,000人との報告でした。評価基準は色々とありますが、観客数に関してはまずまずだったようです。USA SevensのDirectorと今回のFeedback含め色々な話をしました。最後はとにかく"Thank you very much for giving us a great experience"でした。 自己評価(大会前の目標と結果):
- SponsorとのRelationを維持し、拡大のチャンスをつくる。 :約20名のVIPと会話し、彼らのexpectation, satisfactionを確認できました。一緒に写真をとりメール交換するなどし少しでもRelationを作りました。まあ、それなりに頑張れたと思います。
- Promotionをし、Fanを1人でも多く集める。 :これはvisibleに「自分が呼んだお客さんだ」とはいえませんが、皆で頑張ってPromotionした結果、上記の観客数の結果に少しでも貢献できたのではと思います。
- 大会前の目標設定と大会後の比較を分析・認識しアイディアを創出。:これはこれからまとめてUSA Sevensに提出します。さあ、死ぬほど授業のアサイメントがあるぞ。統計学、社会学、会計、すべてやったる。量がやばいけどー。。
2.10.2008
The 1st day of USA SEVENS!
- 他の州・国から多くの人が来るので、試合以外の観光とパッケージになった商品をPromotionすべき。(San Diego zoo/Sea Worldなど)
- 各国の曲を流すなどしてより国際イメージを高める。
- もっと多くの青少年チームを招待し、子供達に夢・目標を与える。
- VIP Suite Roomに招待したら、マージンをもらえるようにして欲しい。
明日は自分も仕事で担当していた某日系企業の現地駐在員の方とお会いする予定です。色々と勉強させていただきます。 ケニアがとにかく熱い。アメリカ駐在のケニア人1,000人以上が集り、彼らの熱い愛国心に触れ合いました。
2.06.2008
Annual Stadium Managers Association Seminar
参加目的はただ一つ。この30分間でできるだけ名刺交換をし、つなぎを作るというもの。
他のクラスメイトはいないなか1人で行いましたが、GETした名刺は10枚。
中にはNFLのRAVENSやREDSKINSのVice Presidentとも話し、名刺をもらうことができました!
今まで会社で鍛えられたことがこういうところでも生きたねえ。
超一方的に話してちょっと相手も引いてましたが、No Problem at all. 果敢にいきましょ。
2.01.2008
USA 7 Meeting @PETCO
来週USA 7 Tournamentがいよいよ開催されますが、忙しい中でもMeetingが開催されました。大会開催地のPETCO Parkで行ったセッションは、球場の裏舞台が見えて非常に面白かったです。自分は当日Sponsor/VIP Guestsが座るSuite seatで多くの企業の方と会話をする予定でいます。
今朝のBreakfast on meeting near by PETCO Parkでも、明確にやることが決まりました。 さあ、ガンバロ。
1.26.2008
Padres Friarfest
1.23.2008
USA SEVENS
【Marketing & Salesの役割/Key Responsibilities】
- 2009大会における革新的な新しいアイディアを創出しつつ、今大会におけるマネジメントをサポートする。
- 今大会のKey Topicsにフォーカスしたマーケティングサーベイを管理・活用する。
スポンサー契約の確保。 - 今大会での来客者へのサービスの質を管理・監督する。
【他の役割について】
- *Logistics and Signage:今大会のインフラに関わるデザイン・手配・セットアップ。
- Main Operation Center:今大会におけるコミュニケーションプロセスの作成・管理。
- *Event Security:文字通り、今大会におけるセキュリティーに関わる計画と実行。
- Transportation:今大会に関わる輸送関係のコーディネーション。(大会用の車、パーキングなど含)
- Technology:今大会に関連するITインフラ・ネットワークの管理。
- Broadcast Services:放送システムのデザインと管理のサポート
- *Media Services:今大会に関わる、国内・海外メディアの促進。
- *Festival:スタジアム内外でのイベントサポート。
- Sport and Competition:参加チームの練習に関わるコーディネーション(練習場、Transportationの手配)
- Sport Production:試合以外のエンターテインメントのサポート。
- *Doping Control:IRB(国際ラグビー委員会)によって定められたドーピング検査のサポート。
- *Medical:選手と公共に関わるメディカルオペレーションサポートHR:イベントスタッフ管理。
- *Hotel:選手のホテル手配、生活面の管理、ミーティングルームの手配。
- Accreditation:人物資格・証明書システムの管理。
- Marketing and Sales:ここが自分が担当するところ。
- Protocol and Hospitality Services:VIPゲスト(政治団体など)の管理。
- Auxiliary Events:大会運営に関わる団体、地域とのRelation維持
- Information Serices:今大会に関わる情報の管理。*他企業との関わりが強い仕事。
【自分がやるべきと思ってること】
- 現状の理解: Rugby人気/認知度inUSA の理解 & 今までの活動と問題点の理解する。
- ゴールの理解:今大会のゴールとKey Actionsを理解する。
- 今回のMarketing Targetを理解する。
その中で、自分が少しでも残せるものは何か。
「1つでも2009年の大会が拡大するためのアイディアの創出/提案をすること。」
- SponsorとのRelationを維持し、拡大のチャンスをつくる。
- Promotionをし、Fanを1人でも多く集める。
- 大会前の目標設定と大会後の比較を分析・認識しアイディアを創出。
まずやるべきこと。
- 参加ラグビーチームのバックグラウンドを知る。
- 他国のラグビー/今大会に対する位置づけを知る。
- 国際大会での仕事の経験・結果は必ずインターンでも生きる。
大きなチャンス、がんばらにゃ。